今回は、ふたご座にある、通称「クラゲ星雲」をト定番構図で狙ってみました(‘◇’)ゞ

- 撮影日:計11夜(2023年3月10日~4月3日 断続的に撮影)
- 場所:和歌山県・紀伊アストロスタジオ(Wakayama prefecture in Japan)
- 鏡筒:Takahashi ε-130d
- カメラ:ZWO ASI294MM Pro & Baader 6.5nm High Speed Narrow Band Filter
- 赤道儀:Skywatcher EQ6R, ZWO ASI 120MM-Mini &PHD2オートガイド
- 露光時間:28時間56分
- Ha: 7分 x 72枚
- Sii: 7分 x 64枚
- Oiii: 7分 x 112枚
冬の対象が西に傾く季節… どこに筒を向けるか色々と悩んだ末、、沈むまでの時間が長めの対象を狙うことにしました(^^)/
撮影、初トライです(*’▽’) Ha, Siiはバリバリ写ってくれますが、Oiiiは淡めなので、今回も露光はたっぷり時間をかけました(;´∀`)
画像処理においては、BXTがリリースされて以降、ずっとお世話になりっぱなしです。特にこういうフィラメント状の構造を魅せる対象において、その威力はすさまじいですね!13cmの鏡筒で撮ったとは思えないほど、構造が鮮明化しますΣ(・□・;)
また、クラゲから立ち上る湯気みたいな部分や、クラゲ左下あたりからニョロニョロでている淡い部分も表現するため、シャード部分はやや暗めに振ってみることにしました。(^^)/

話は変わりますが、ツイン鏡筒 2本目に装着したZWO ASI 294MC Proでお悩み中です…。
こんな感じで、フラットミスとはちょっと違うような色むらに悩まされてます。( ;∀;)


画像処理には、Pixinsightを使用していますが、
FlatにBiasを使うのを辞めてFlatDarkを使ってみたり、
Flatの露光時間を変えてみたり(1秒 or 5秒)、
Flatの明るさについても変えてみたり(ADU 5000あたり or 25000あたり)、
Flat光源を変えてみたり(LED FlatとSky Flatのパターン)、
WBPPのflatでCFA ScalingをYes/No切り替えてみたり
cameraのDriverをAscomからZWO Nativeに変えてみたり
しましたが、特に大きな改善はなし。。
dark, flatdark, flat, lightともに、撮影時のgainやoffset設定は同じで合ってますし、WBPPでのoptimized darkも無効です。
MasterDark, FlatDark, MasterFlatファイルを開いてみても、これといった色むらは見つからない。。
でも、こんな感じになってしまいます。
同じ状況に遭われてる方がいらっしゃったら、コメント頂けると超嬉しい限りです(;^ω^)
これまでの作品たちはこちらです
お時間あったらご覧いただけるとうれしいです。(‘ω’)ノ