今月の作品 第2弾 ド定番のはくちょう座「NGC7000」ですっ!!(*‘∀‘)
- 撮影日:2022年7月23日、7月24日、7月25日、7月27日
- 場所:和歌山県・紀伊アストロスタジオ
- 鏡筒:Takahashi ε-130d
- カメラ:ZWO ASI294MM Pro & Baader 6.5nm High Speed Narrow Band Filter
- 赤道儀:Skywatcher EQ6R, ZWO ASI 120MM-Mini &PHD2オートガイド
- 露光時間:13時間10分
- Ha: 5分 x 48枚
- Sii: 5分 x 71枚
- Oiii: 5分 x 39枚
SHO合成後、カラーシフトを行っています。
ド定番対象・ド定番構図ですが、一度は撮ってみたかったので、チャレンジしてみました(‘◇’)ゞ
Siiを多めに撮影し、他のチャンネルよりもキツメに強調処理を掛けています。その効果からか、よりシャキッと感が出たように感じています。
下記、個人的な萌え箇所の拡大です(*´▽`*)
メジャーな見どころも処理してて楽しい(^^)/
暗黒帯の入り乱れもタマラナイ(*´▽`*)
さてさて、話題が大きく変わりますが、みなさんは撮影データのバックアップはとられていますでしょうか?私もこれまでHDDのハード故障に備えて、二重保存を心がけてきました。しかし、先日の落雷被害や昨今の事情を考慮し、作品のクラウドバックアップも始めました。
HDDが自然故障した場合にはデータの二重保存で救えますが、落雷ではケーブルでつながった機器が一気に再起不能になりますし、最近話題のマルウェア感染でも近いことが言えます。
企業向けのデータバックアップを検討するとき、「データはコピーして3つ持つ」、「2種類の異なるメディアでバックアップを保存する」、「バックアップのうち1つは違う場所で保管する」という 3-2-1ルール を最近よく耳にしますが、一生懸命撮影&仕上げた作品が消えてしまった時のショックを考えると、やっておいて損はないかな~と。
例えば、Google Driveの100GBプランも月額250円らしく、お安く済みますので、現実的ですよね。(*’ω’*)
今回、私はMicrosoft社のクラウド(Azure Blob Storage)に保存することにしました。仕事でも使う環境ということが選定の大きな理由ですが、Archive Tierを選ぶとリストアにひと手間かかる代わりに100GBで月0.2ドル(30円ちょっと)で激安なんです。Microsoftさんありがとう・・(*´▽`*)
※無条件にAzure Blob Storageをお勧めする意図はありません。セキュリティ設定を誤ると匿名で誰でもアクセス可能な公開状態になったり、利用スタイルによっては意図しない追加コストがかかることもあります。(‘ω’)ノ
これまでの作品たちはこちらです
お時間あったらご覧いただけるとうれしいです。(‘ω’)ノ
こんにちは。
ナローバンド撮影では、総露出時間が、ものを言いますが、
ε-130Dが、明るいので、露光時間が、13時間10分でも
かなりの解像度になっていますね。
眼視では、大口径のドブソニアンならOIIフィルターを
入れるとペリカンも北アメリカのメキシコの部分は、よく
見えます。また、空が、良ければ10倍50㎜の双眼鏡で、
北アメリカ星雲の存在は、分かりますし、メキシコ湾の
部分の暗黒帯もよくわかりますよ。
撮影したデータの保存とバックアップは考えますよね。
撮影カメラのセンサーが、大きくなると撮影データも
大きくなるので、クラウドにバックアップするときは
上手くデータを圧縮するなどしいと、すぐに容量が、
いっぱいになるのでは、ないでしょうか?
コメントいただきありがとうございます!!
解像度よさそうですかっ!ありがとうございます^^
北アメリカ、双眼鏡でも存在わかるんですね!それはいいことを聞きました!!今度チャレンジしてみます(*’▽’)
データについては、私にとって一番無くしてショックなのは作品化したtiffもしくはフォトショファイルでしたので、それだけは保存するようにしました~。サイズもそれなりですが、上記のAzure Blob Storageですと完全に使った分だけの従量課金で、上限もなく、20作品程度だと月・数十円で済みそうです^^