エリダヌス座の淡い星雲、LBN906&909です(^^)
場所は、LBN917のすぐ西側に位置しており、一つの構図に収めた作品も多いようですが、単品撮りしてみました(*’ω’*)
色合わせは、Pixinsight SPCCで行っています。全体的にはほんのり青白いようですが、ごく僅かに赤い星雲も混ざっているようです。その辺りの色の違いを丁寧に出すよう心掛けました(‘◇’)ゞ
・撮影日:2023年11月15日~11月23日(計7夜) ・場所:和歌山県・紀伊アストロスタジオ ・赤道儀:Skywatcher EQ6R, ZWO ASI 120MM-Mini &PHD2 Guide ・鏡筒:Takahashi ε-130d x2台(並列同架) ・カメラ#1:ZWO ASI294MM Pro Filter: Astrodon LRGB Filter L: 5分 x 269枚 ・カメラ#2:ZWO ASI2600MC Pro Filter: - Color: 5分 x 273枚 総露光時間:45時間10分
概ね個人的には納得のいく作品になってくれました(*’ω’*) が、衛星の通過が非常に多く、跡が完全に消えなかったのが少し心残りです。※作品の上側1/3あたりに、左右に線が・・・。
オリオン座やエリダヌス座付近は、本当に衛星の通過が多いですよね。シグマクリッピングの値を調整(※下記)して、ちょうどよい値を探りましたが、それでも完全に消えてくれませんでした。
Lとカラー、それぞれで200枚以上をスタックしているのに。。。
■Pixinsight WBPPの設定(今回のケース) Image Integration Rejection algorithm: Winsorized Sigma Clipping sigmaLow = 4.000; sigmaHigh = 2.000;
Sigma Highの値を小さくすると、結果的に衛星の跡が消えやすくなりますが、デフォルト設定で吐き出された画像と比べて、明らかにヒストグラムの幅も狭まります。
大事な信号も失われているんだろうな…と複雑な気持ち。。
これから将来的には、衛星の数が減ることはないと思うので、ますます影響が大きくなるんですかね(;´・ω・)
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