約2か月かけて、青い馬頭星雲をモザイク8枚で撮りました(‘◇’)ゞ
星雲の明るい部分はwavelet系の処理を入れて、細かい構造が出るように工夫してみました
・撮影日:2024年2月11日~4月10日(計14夜) ・場所:和歌山県・紀伊アストロスタジオ ・赤道儀:Skywatcher EQ6R, ZWO ASI 120MM-Mini &PHD2 Guide ・鏡筒:Takahashi ε-130d x2台(並列同架) ・カメラ#1:ZWO ASI294MM Pro Filter: Astrodon LRGB Filter L: 5分 x 199枚 ・カメラ#2:ZWO ASI2600MC Pro Filter: - Color: 5分 x 203枚 総露光時間:33時間30分
撮影地であるリモート観測所「紀伊アストロスタジオ」は、4名で共同利用している天文ルーフです。譲り合って使っているので、望遠鏡の配置場所によっては、どうしても、撮りにくい方角や高度が生じちゃいます。
私の場合、望遠鏡のすぐ南側にルーフの壁があるため、南の高度の低い対象は壁に隠れて撮影時間が相当限られます(;’∀’)
青い馬頭星雲に至っては、1日に1時間ほどしか撮れる時間がありません(汗) なので、ちょっとづつ撮り貯めた結果、2か月掛かってしまいました(;^_^A
8枚モザイクで撮影したので、PCスペック的に処理も結構しんどかったです。
ということで、、画像処理用のPCをリプレースしました!RAM:128GB積んでいるおかげで、4600万画素x8枚モザイクでも余裕になりました♪
ところで、pixinsightでは、Projectで読み込んだファイルはSwap領域に落とし込むようです。Swapの設定は以前の記事でもご紹介しましたが、Swapフォルダを複数作成して登録しておくと、Swapアクセスのパフォーマンスが上がるようです。
https://pixinsight.com.ar/en/video/pixinsight-parallel-swap-file-storage-124.html
私も同設定を行ってみたところ、pixinsightのbenchmarkでswap処理部分の速さが約3倍になりました。同一DISK上に作成した複数のフォルダを登録するだけですので、追加コストも不要です。設定して損はないかと思います(^^♪
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