近年、海外のアマチュア天文家によって発見された、アンドロメダ座にある惑星状星雲候補「PaStDr9 PN-G:140.4-21.2」を撮影してみました(^^♪
昨年の11月から今年の2月にかけて、36夜、撮影を行いました。
先日投稿したスパゲッティ星雲とほぼ同時期に撮影しており、1晩のなかで、このPaStDr9の撮影からスタートして、西に沈みかけてきたらスパゲッティ星雲に導入変更!というスタイルで撮影してました。(‘◇’)ゞ
・撮影日:計36夜 - 2023年11月17日~2024年2月12日 ・場所:和歌山県・紀伊アストロスタジオ(Wakayama prefecture in Japan) ・鏡筒:Takahashi ε-130d ・カメラ: - ZWO ASI294MM Pro & Baader 6.5nm High Speed Narrow Band Filter - ZWO ASI2600MC Pro ・赤道儀:Skywatcher EQ6R, ZWO ASI 120MM-Mini &PHD2オートガイド ・露光時間:150時間55分 - Ha: 10分 x 171枚 ※294MM - Oiii: 10分 x 380枚 ※294MM - カラー: 5分 x 709枚 ※2600MC
場所はこのあたりにあります!
超絶淡く、カラーカメラのみの画像だと、こんな感じです。
59時間のカラーカメラ撮影で、ようやく、うっすらと映ってますね。(背景が荒れるので、あまり炙っていない画像です)
今回は、このRGB画像に スターレスのナローバンド画像をレイヤーで重ね合わせて表現しました。(ナローのチャンネル割り当ては、Ha=R、Oiii=G+Bとしています)
写野の広範囲に亘って淡くのっぺりと広がりのある星雲なので、月明かりによる被りが生じてしまうと、被りの判定が難しくなることを懸念しました。そこで、月明かりの影響を受けやすいOiiiについては、月が出ていない時間帯や月が細い時間帯を狙って撮影しました。これが功を奏したのか、Oiiiがはっきり出てくれました。
それにしても、総露光150時間は、リモート撮影でもかなり根気がいりました(;’∀’)
その苦労が通じたのか、2024年6月号の天文ガイドで2度目の最優秀賞をいただけました!言葉にならないほどにうれしいです。
7回受賞したら、もしかしたらスーパーシェンロンが出るかもしれない!?と勝手に念じて、引き続きがんばります^^
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また、これまでの作品たちはこちらです!お時間あったらご覧いただけるとうれしいです。(‘ω’)ノ
最優秀賞 おめでとうございます。
今回も凄いの出しますね。
さすが難物狙いの達人です。
これを見てモチベーション上げたいと思います。
こんにちは!今回もコメント頂きありがとうございます!難物はしばらくお休みしつつ、引き続きがんばります^^