夏の天の川、たて座周辺をモザイク撮影してみました(‘◇’)ゞ
狙いはこのあたり。バンビの横顔からその上にかけてです(*‘∀‘)
天の川の中心部にある黒っぽく見えているガスのことを「グレートリフト」と呼ぶそうですね。
この辺りの構造を、より鮮明に表現したく、挑戦してみました。
結果はこちらです
- 撮影日:
- 2023年4月18日@奈良県五條市大塔町
- 2023年4月23日@和歌山県西牟婁郡 紀伊アストロスタジオの横
- レンズ:ツァイス Milvus 135mm f2.0、ツァイス Apo-ゾナー 135mm f2.0
- カメラ:Canon EOS 6D x2台
- 赤道儀:Vixen SXD2
- 露光時間(カメラ2台分)
- iso 1600 x 2分 x336枚
- 4パネルモザイク
- 合計 11時間12分
個人的には結構満足な感じに仕上がりました(*‘∀‘)
撮影に使用しているアポゾナー系レンズは、お値段が結構はる代わりに、収差が少なく天体写真撮影に定評のあるレンズかと思います。しかし、それでも強調処理とともに若干の赤ハロが目立つようになります。なので、撮影時は自作のバーティノフマスクを使って、少しだけジャスピンから外した位置で撮影しつつ、それでも残ったハロはCameraRawで除去してました。
今回はCameraRawはやめて、試験的に2×2 DrizzleしたあとBlurXTerminatorをかなり弱めの値でかけてみました。(恒星の処理だけ)
すると、嫌なハロがかなり自然に軽減されるとともに、星がスッキリ!!(*‘∀‘)
▼バンビあたりの青色の星も、キラキラと色がいい感じに乗ってくれたように感じてます。
(若干、等倍で見るとsoftwareでいじったなーって像になってますが、作品全体としては感じないかと^^)
▼モザイクに加えて、BlurXTerminatorによって素直な感じで星が小さくなってくれたことで、暗黒帯の構造もさらに解るようになりました。
そういえば、大塔「ヘリポート」へ続く林道ですが、以前にまして、路面状態が悪化していました。(2023年4月時点)
けっこう深めの穴もあって、機材がガタガタ音を立てて跳ねます(;’∀’)
「光軸保護運転推奨」の標識が欲しいくらいかも(笑)
みなさま、お気を付け下さいませ・・!!!
最後に、大塔で撮ったタイムラプスです(*´▽`*)
そろそろ梅雨が迫ってきそうな時期ですが、少しでも多く晴れてほしいものですね
これまでの作品たちはこちらです
お時間あったらご覧いただけるとうれしいです。(‘ω’)ノ